海の家福太郎のコンセプトと女将の想い

衣

  周防大島は、かつておおよそ4,000人にも近い先人たちがハワイのサトウキビ開拓に夢を馳せて渡りました。当時の生活は想像を絶する過酷な労働暮らしでした。身につけていた着物や浴衣をほどき、シャツに仕立てたことから「アロハシャツ」の始まりとなりました。日本人の誇りと伝統を受け継いでいくべく、融合、リメイクにもチャレンジしていきたいと思います。

食 

  •  自分が食べるものは自分で作る。海の家では、旬の食材を料理にお出しすべく、季節の美味しい野菜作りに挑戦しています。時節にお泊まりの際は、植え付けや雑草取り、収穫などの体験してもらうことも可能です。野菜の種や苗からの成長を学びながら、土壌にある微生物と結合した逞しい野菜作りを目指します。各種野菜を使った料理も一緒に楽しみましょう。健康な体に整える「食」を一緒に考えてみましょう。 


 

住

  •   ここ海の家は、かつて瀬戸内海のムール貝「瀬戸貝」が沢山捕れていた時代に、島のナンバーワン漁師が暮らしていたと聞きました。土壁に木材を利用した素朴な漁港の暮らしそのままに、昔ながらの風合いをそのまま宿に生かしています。玄関を上がると昭和時代にスリップしたような駄菓子屋コーナーがお出迎え。飾らず、気軽に里帰りしたようなお宿を目指しています。「おかえりなさい」

想 

島と世界を、旅でつなぐ

周防大島で地域おこし協力隊として活動していた頃、私のミッションの一つは、海外から島を訪れる人との交流を育てること。そして、島の魅力を自分たちの言葉で伝える「島ガイド」を育てることでした。
その後も国内外のお客様をご案内しながら、旅の仕事を続けてきました。そして今、その経験が「海の家福太郎」という小さな宿につながっています。
私が目指しているのは、ただ観光地を巡る旅ではありません。
島に暮らす人と出会い、島のものを食べ、歴史や文化に触れ、その土地にある物語を知る旅。
島と世界を、人と人を、旅でつなぐ。
まずは私自身が島をご案内するところから、少しずつ始めていきたいと思っています。